赤い本-1章- 赤い表紙の本を手に取った。ページをめくると、意味の分からない言葉が延々と並んでいる。ただ、読めないわけではない。むしろ、読めてしまうことが気味が悪かった。何かの手がかりかもしれない。近くにあった紙とペンで、1章の内容を読めるところだけ書き写すことにした。書き終えた瞬間、紙の文字がわずかに滲み、別の形に組み変わった。──それは、呪文の一覧だった。この本は魔法辞典だったのだろうか? 2章を読む 3章を読む 本を選び直す Lv17/182